ガミースマイルとは

ガミースマイル治療は治療後すぐに笑顔に自信を取り戻せる方が多い治療です

ガミースマイルとは、笑ったときに歯茎の大部分が見えてしまう状態の事を言います。「思いっきり笑えない」「口を開けるのが恥ずかしい」という気持ちは、表情だけでなく、精神的にも大きな影響を与えてしまうもの。ガミースマイルがコンプレックスとなってしまっている人も少なくはないようです。ですが、ガミースマイルの治療は、簡単なものであれば10分程度の治療時間でできてしまいますし、出血などもほとんどありません。程度や症状によって治療内容も様々なものがあります。


笑った時のお悩み ~ 「3mm以上」で印象が変化します

一般的に、ガミースマイルと言われるのはどういった状態かというと、笑った時に歯茎の幅が3mm以上見えている状態からだといわれています。1~2mm程度であれば、それほど違和感がありませんが、笑った時に歯茎が3mm以上見えると顔の印象が変わってきます。


ガミースマイルの原因

ガミースマイルの症状や原因は大きく分けると、「上唇を持ち上げる筋肉」「歯ぐきの発達」「上あごが前に出ている」などがあります。これらの症状や原因の組み合わせや、ガミースマイルの程度などに応じて、適した治療方法を選択することが大切になります。

上唇を持ち上げる「筋肉」が強い → 歯茎が見えすぎる

上唇には上唇挙上筋といわれる筋肉が存在していますが、この筋肉が発達しすぎていると、笑ったときに唇が上に引き上げられすぎてしまうため、通常よりも歯茎が多く見えてしまうことがあります。このような場合は、上唇挙上筋の働きを和らげる「ボトックス注射による治療」が有効となります。

「歯茎」の発達 → 歯が小さく・歯茎が大きく見える

歯茎が発達しすぎている場合などで歯よりも歯茎の割合が大きくなると、少し笑っただけでも歯茎が見えてしまいます。 このような場合は、歯肉整形によるガミースマイル治療が有効です。

「上顎」が前に出ている → 歯茎が大きく出る

上顎の骨が縦に長い場合や、上顎の骨が前に出ている場合には、ガミースマイルになりやすくなります。唇に対し、上顎の歯茎が相対的に長くなるので、歯茎が上唇に収まりきらずに露出します。言い方を変えると、「歯茎が上唇を押し上げてしまい歯茎が露出」する状態です。 この場合、骨格や歯並びの矯正治療といった、根本的な治療が効果的です。


ガミースマイル治療の種類

ボトックス注射は、上唇の筋肉の強すぎる収縮を抑制するために上唇挙筋の近くに打つ治療で、比較的手軽に受けられる治療といえます。

半導体レーザーを使って歯茎をカットし、歯茎の形を整える方法です。歯が歯肉に埋もれて短すぎることでのガミースマイルに有効です。

歯冠がより広範囲に見えるようする外科手術です。歯茎を切除し、骨の形態も合わせて整えます。軽度から中等度のケースで行います。

上唇が上がりすぎないように上唇の内側の粘膜の一部を切除する治療です。治療の跡は、ほぼ残らず、傷口が人にわかることもありません。

歯肉を整えることと合わせて、セラミックの歯を削った歯に被せる治療です。セラミックを使用することでより美しい口元が期待できます。

マウスピース矯正や、アンカースクリューなどを使用した歯列矯正を行います。治療期間は長くても、歯並びも同時に改善することが可能です。


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