上唇粘膜切除術
上唇粘膜を切除してガミースマイルを治療
上唇粘膜切除術は、ガミースマイルの原因が筋肉に由来するケースに適した治療法です。上唇には上唇挙上筋といわれる筋肉が存在していますが、この筋肉が発達しすぎていると、笑ったときに唇が上に引き上げられすぎてしまうため、通常よりも歯茎が多く見えてしまうことがあります。
原因 ~ 上唇を持ち上げる筋肉が強く歯茎が見えすぎるケース
歯の大きさは普通で、歯茎の見える範囲が広いといった場合には、上唇粘膜を切除することで治療します。
治療 ~ 上唇粘膜切除術
「上唇粘膜切除術」は、上唇の裏側と歯茎の上側を切除し、内側から縫い合わせる方法です。このことによって、上唇の上がり過ぎを調整し、歯茎の露出を抑制します。術後2週間ほどで傷口もほとんどわからなくなります。
基本的には、カウンセリングなどや、手術、抜糸、術後の経過観察といった形で、4~5回程度の通院で終了します。
上唇粘膜切除術の特徴
一般的なメリット
- 短期間で治療が終了します。
- 手術は1時間程度で終わります。
- レーザーで切った後の傷も、約2週間ほどで目立たなくなります。
治療後に注意すること
- 食事は麻酔が切れてからにしましょう。
- 施術箇所には強い刺激を与えないようにしましょう。
- 飲み薬は指示を守って飲みましょう。
- 骨整形した方は激しい運動を控えましょう。当日は入浴も控えましょう。
一般的に考えられるダウンタイムや副作用・リスク
- 術後に腫れが出ることがあります。
- 慣れるまで引きつったような違和感を感じます。
- 稀に後戻りをすることがあります。