歯冠長延長術 (クラウンレングスニング)
歯茎を切除し、骨の形態を整え、ガミースマイルを治療
歯の長さによるガミースマイルの治療法です。歯が短い、または歯茎が覆い被さっていて、相対的に歯が短く、歯茎が大きく見えるケースに有効な治療です。
歯冠長延長術は、上唇粘膜切除術や、セラミック治療などと併用することもあります。
原因 ~ 歯に歯茎と歯槽骨がかぶっていて歯茎が目立つケース
歯冠長延長術は、歯の頭にあたる歯冠の部分が、より広く見えるようするための外科手術です。歯茎を切除し、その奥にある歯を支える骨(歯槽骨)の形を整形します。ガミースマイルの治療に適応されることが多い治療です。
治療 ~ 歯冠長延長術
歯冠長延長術では、歯肉形成とは違い、歯茎をカットするでけでなく、その奥にある歯茎を支える骨も必要に応じて削ります。ガミースマイルの治療はもちろん、歯茎の高さが不揃いな時などに、歯茎ラインをキレイに整える際にも用いられる治療法です。
基本的には、カウンセリングなどや、手術、抜糸、術後の経過観察といった形で、4~5回程度の通院で終了します。
歯冠長延長術の特徴
一般的なメリット
- 短期間で治療が終了します。
- 後戻りも起こりにくい特徴があります。
治療後に注意すること
- 食事は麻酔が切れてからにしましょう。
- 施術箇所には強い刺激を与えないようにしましょう。
- 飲み薬は指示を守って飲みましょう。
- 骨整形した方は激しい運動を控えましょう。当日は入浴も控えましょう。
一般的に考えられるダウンタイムや副作用・リスク
- 痛み止めを飲めば収まる程度の痛みが出ることがあります。
- 腫れが出る場合、3日後くらいをピークとして1週間程度で収まります。